ブラック企業にいたら、ブラック社員になって50歳過ぎていた話

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ブラック企業にいたら、いつの間にかブラック社員になっていた

こんにちは、残これです。阪神タイガースの応援で仕事のストレスを忘れられている残これです。

早速ですが、転職しても同じ失敗を繰り返す…その原因は会社だけではないかもしれません。


正直に言います。かつての私は「全部会社が悪い」と思っていました。理不尽な上司、納得のいかない仕事、評価されない努力。あの頃は自分を“被害者”だと思っていたんです。でも、ある時ふと気づいたんです。「もしかして、自分も“ブラック社員”だったのかもしれない」と。

目次

■ ブラック企業にいた頃の私

私が勤めていた会社の多くは、いわゆる中小企業。社長は絶対的な存在で、朝から晩までどんよりとした空気が社内を漂っていました。上司は社長の顔色ばかり見て、現場の声は全く届きません。上司の口癖は「社長命令なので」。

そんな環境だから、自然と愚痴が増えていきました。同僚と飲みに行けば、話題はいつも「会社のダメなところ」
「この会社、終わってるよな」「社長がバカだから全部うまくいかない」

——口に出せばスッキリする気がして、気づけば周りは“悪口でつながる同僚”ばかりになっていたんです。

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■ 転職しても、また同じ壁にぶつかった

そしてまた、私は転職を決意しました。「次こそまともな会社に行く」と思って。

しかし、新しい職場でもなぜか似たような不満が出てくる。

「上司が理不尽」「会社の方針がおかしい」「働きにくい」——あれ…?

どこへ行っても同じことを言ってる?

やっと気づきました。会社もブラック企業かもしれないけど、“私の思考”もブラック社員になっているなと。

■ 自分自身を「ブラック社員」と感じた事

過去の自分を思い返すと、まさに“ブラック社員”でした。そう思ったことを書いてみます。

  • 会社が気に食わないことをいいことに、仕事について真剣に考えることをやめた
  • 「会社が悪い」と決めつけて、言われた仕事しかしてこなかった
  • 自分より頑張っている人を、「無駄なのに…」と思って応援しなかった
  • 何もせずにダラダラ仕事をして、結局退職した

会社に不満があるのは当然です。問題のある職場もたくさんあります。

でも、どんな環境でも“自分の姿勢”まで黒くしてしまったら、それはもう逆に会社の思うツボなのかもしれません

スキルアップも望めず、在籍期間中に給料をもらうだけの時間になってしまいます。

■ 今だから言える、”ブラックな状況”から抜け出すための第一歩

ブラックな環境を変えること」は簡単じゃありません。いや、会社に変化させるなど無理かもしれません。

でも、「自分の考え方を変えること」なら、出来るはずです。

最近の私は少しずつですが、考え方を変える行動をしています。

  • 愚痴は極力言わない。(時々は言います…)
  • 「言われたことしかしない」ではなく、「次、何をしよう」と自分で考える
  • 帰れない事を愚痴るぐらいなら、「お疲れ様です」と言って堂々と帰る

小さい事ですが、少しだけ満足感があります。

■ まとめ:少しだけ自分らしさを出す努力をしてみる

もし今、あなたが「会社がブラックだ」と感じているなら、その気持ちは間違っていないと思います。

でも、少しだけ立ち止まって考えてみてください。もしかしたら、自分も“ブラック社員”になっていませんか?

環境はすぐには変えられないけど、自分の姿勢は今日から変えられます。

その小さな意識の違いがあれば、今の会社はダメでも次の会社で違う世界が見えるかもしれません。

厳しい言い方をすれば、会社を変えても、自分が変わらなければ、成功には繋がりません。

実際、自分が同じ失敗をたくさんしてきましたので。

(筆者)50代・転職経験者。複数の中小企業で働いた経験をもとに、転職の失敗談とそこから得た学びを発信しています。

それでは!悩んでいる人は会社も自分も変えよう!

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