12月5日は、将棋界の歴史を変える大偉業から、灯台の無人化、そして世界に大きな影響を与えたロンドンスモッグまで、多様なジャンルで重要な出来事が起きた日です。
この記事では、12月5日の出来事 → 記念日 → 誕生日 → まとめ の順に紹介します。
■ 12月5日の主な出来事
2017年:羽生善治が史上初の「永世七冠」を達成
2017年12月5日、将棋棋士羽生善治さんが、将棋界の全七つの永世称号を揃える「永世七冠」を史上初めて達成しました。
名人・竜王・王位・王座・棋王・王将・棋聖という七つのタイトルの永世資格をすべて持つという偉業は、将棋史において前人未到。 日本中に大きな感動と衝撃を与えました。
1971年:女島灯台が無人化される
1971年12月5日、鹿児島県の女島(めじま)灯台が無人化されました。
灯台の自動化が進む中で、全国的に「灯台守」の役割が減っていく転換点となった出来事です。 海を照らし続ける技術の進化を象徴した出来事といえます。
1952年:ロンドンスモッグが発生
1952年12月5日、イギリス・ロンドンでロンドンスモッグが発生しました。 石炭の大量使用と気象条件が重なり、街全体が有毒な煙に覆われ、多くの健康被害が出た大気汚染事件です。
この事件は世界中の環境政策を見直すきっかけとなり、現代の大気汚染規制につながる重要な歴史的事例です。
■ 12月5日の記念日
● 国際ボランティアデー
1985年、国連が制定した国際ボランティアデー(International Volunteer Day)。 世界中のボランティア活動と市民参加を推進する日として、多くの団体がイベントを行っています。
■ 12月5日生まれの有名人
| 名前 | 職業 | 生年 | 出身国 |
|---|---|---|---|
| 観月ありさ | 俳優・歌手 | 1976年 | 日本 |
| ダイナマイト・キッド | プロレスラー | 1958年 | イギリス |
| 小林幸子 | 歌手 | 1953年 | 日本 |
■ まとめ|歴史がちょっと“休憩”していた日かもしれない
12月5日は、歴史全体を振り返ると比較的大きな出来事が少ない日と言われています。 もちろん羽生善治さんの永世七冠達成など大きなニュースもありますが、長い歴史の中では「今日は事件も少なめで穏やかだな〜」と、歴史がふっと一息ついたような印象も。
むしろそのおかげで、のちに語り継がれるような明るいニュースや前向きな話題が引き立つ日です。 “波乱万丈ではないけれど記憶に残る”。そんな12月5日ならではの魅力を楽しんでみましょう。

